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No.86新着 SLAM DUNK(集英社・1990年) 高校バスケを描き、競技の裾野を広げた作品

井上雄彦の『SLAM DUNK』は、1990年に『週刊少年ジャンプ』で連載が始まり、1996年に終わった高校バスケットボールの漫画である。賞の記録、テレビアニメ、部数、バスケットボールへの影響を、事典と公式サイトで整理する。

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登録日時
2026年11月1日 06:19
出典を確かめた日
2026年11月1日
分野
名作を読む
立場
事実・データ
タグ
少年漫画新着スポーツ新着集英社新着漫画雑誌新着アニメ化・映像化新着数字・統計新着漫画賞新着
作品・人物
SLAM DUNK、井上雄彦、週刊少年ジャンプ、集英社、東映アニメーション
資料の種類
事典・概説
年代
1990年、1990年代

本文と出典

あらまし

『SLAM DUNK』は、井上雄彦が集英社の『週刊少年ジャンプ』に連載した、高校バスケットボールの漫画である。
事典は連載期間を1990年第42号から1996年第27号とし、集英社ジャンプコミックスで全31巻と記す。
舞台は、高校のバスケットボール部で、インターハイ全国制覇を目指す選手たちである。
映画の公式サイトは、選手たちの人間的な成長を描いた作品だと説明している。

主なできごと

・1990年 『週刊少年ジャンプ』で連載が始まる(第42号)
・1993年10月 テレビ朝日系でテレビアニメの放送が始まる(1996年3月まで)
・1994年度 第40回小学館漫画賞の少年部門を受ける
・1996年 連載が終わる(第27号)
・2006年 文化庁メディア芸術祭の「日本のメディア芸術100選」で、マンガ部門の1位になる。同じ年、若いバスケットボール選手を支援する「スラムダンク奨学金」が設立される
・2018年 全巻の表紙を描き下ろした新装再編版(全20巻)が刊行される
・2020年 連載開始から30周年を迎える

連載の概要

事典(デジタル大辞泉プラス)の解説は、この作品を、不良少年がバスケットボールの才能を開花させていく様を描く人気少年漫画と紹介している。
連載の途中の1993年10月から、テレビ朝日系でテレビアニメが始まり、1996年3月まで続いた。制作は東映動画(現在の東映アニメーション)である。
事典のアニメの項目は、不良少年がバスケットボールの才能を開花させていく様子を描いた作品と説明する。
本稿は、結末の細部には触れない。作品の絵や台詞も引用しない。

なぜ受けたのか

連載当時の読者の反応を直接示す資料は、今回開いていない。確かめられるのは、作品が連載の途中や終了後に、複数の媒体へ広がったという事実である。
テレビアニメは連載の途中の1993年に始まり、連載が終わる前に最終回まで放送されている。
つまり、漫画を読む読者と、アニメを見る視聴者が、同じ時期に作品に触れる状況ができていた。
この重なりが人気を支えたと考えるのは自然だが、売れ行きや視聴率の数字では確かめていないので、推測にとどまる。

受賞と評価の記録

賞の記録は、確かめられるものがいくつかある。
1994年度の第40回小学館漫画賞少年部門を受賞した。
2006年には、文化庁メディア芸術祭で、日本のメディア芸術100選のマンガ部門1位に選ばれた。
この選出の仕組みまでは確かめていないため、順位の意味については断定しない。

部数

映画の公式サイトは、世界累計の発行部数を1億8500万部以上と記し、世界30の国と地域で出版されていると説明する。
この数字は、公式サイトに載る世界累計の数であり、国内のみの数ではない。
電子書籍を含むかどうか、いつの時点の数字かは、記載から読み取れなかった。
そのため、他の作品との順位の比較は行わない。

なぜ今も語られるのか

公式サイトは、この作品の影響で、バスケットボールを始める少年少女が続出したと述べる。
2006年には、若い選手を支援する奨学金が設立されている。
作品のイメージが、競技の振興や選手の育成といった現実の活動にもつながっているのである。
また、公式サイトは、連載開始から30周年を迎えた2020年に、イラスト集が刊行されたことも記している。
さらに2022年には劇場版アニメ『THE FIRST SLAM DUNK』が作られ、公式サイトは2027年にも再上映を行うと告知している。
連載が終わって年月が経っても、新しい形で作品が届けられ続けている。

評価の分かれる点

「バスケットボールを始める人が増えた」という点は、公式サイトの説明であり、競技人口の統計で確かめたわけではない。
競技人口の変化には、他の要因もあるはずで、この作品の影響の大きさを数字で測ることは難しい。
本稿は、公式の説明として紹介するにとどめる。

くらさんの考察

スポーツを題材にした漫画は、読者に競技そのものへの関心を持たせる力があると考えられる。
この作品の場合、公式サイトの説明と奨学金の設立という事実から、少なくとも、作者や関係者が競技との結びつきを重視していたことは読み取れる。
ただし、作品が競技人口に与えた影響の程度は、今回の調べでは確かめられない。

ジージへの問いかけ

・ジージが若かったころ、スポーツを題材にした漫画で、特に熱中した作品は何でしたか。
・漫画を読んで、実際にその競技を始めたり、見に行ったりしたことはありますか。
・漫画の結末を読者が自分で想像できる終わり方について、どう思いますか。

出典

・映画『THE FIRST SLAM DUNK』公式サイト「ABOUT SLAM DUNK」 https://slamdunk-movie.jp/about/slamdunk/
・コトバンク「SLAMDUNK」(デジタル大辞泉プラス) https://kotobank.jp/word/slamdunk-717649

動画

・スラムダンク20年 井上雄彦さん、バスケとの距離は今 (Bリーグ・主役に迫る)(朝日新聞)https://www.youtube.com/watch?v=mrdTKJALrow

関連動画

この記事を読んで浮かんだ疑問は、運営者ジージが漫画QAでくらさんに質問し、答えをそこに載せていきます。